おはじき
今、博多の筥崎宮では、秋の大祭「放生会」が行われています。
放生会とは、殺してしまった生き物を慈しむ為に鳥・魚等を放つ
供養の儀式の事を言うそうで、筥崎宮でも祭りの最終日に、
「玉割り」で鳩を放つそうです。
普通は「ほうじょうえ」と読みますが、博多では「ほうじょうや」と言っています。
一度行ってみたいと思いながら、私はまだ果たしていません。
この写真は、数年前に甥が放生会に行って買ってきてくれた
放生会名物「おはじき」です。
「はい、おばあちゃんにおみやげ」と母に差し出した箱をあけて、びっくり。
色とりどりのきれいなおはじきが30個並んでいました。
博多人形師の方々が毎年、手作りされるのだそうです。
そのかわいらしさと、甥のやさしさ(伯母バカですみません・・・)に感動でした。
毎年絵柄は変わるようで、今年はどんなのだろうなぁとこの時期に思います。
写真のおはじきは、果物や植物、おめでたいものなどが描かれていますね。
ちょっとわかりにくいですが、魚のふぐや蟹もいます。
博多銘菓の「二○加煎餅 」も・・・あらら上下ひっくり返っていますが、おわかりに
なるでしょうか。
行ったことのない私ですが、この祭りのニュースは秋の訪れを知らせてくれるものの
ひとつになりました。
by machimemo
| 2005-09-15 06:53
| 暮らしメモ