白い花 12
「馬酔木」と書いて「アセビ」または「アシビ」と読む花です。
絵や写真では見たことがありましたが、偶然通りかかった道に咲いていて実際に
見ることができました。
もう終わりがけのようでしたが、甘い香りもしました。赤い葉も印象的でした。
馬が食べると酔ったようになることから名づけられたというのはよく言われていますね。
毒があって、人も足がしびれたようになるのだそうです。「足しびれ」がなまって「アシビ」に
なったという説がありました。
「馬酔木」という漢字を「アシビ(アセビ)」と読ませるのは当て字だったのでしょうか。
動物を惹き付ける美しさと香りを持ちながら、近づいてほしくない物からは毒で体を守る
― 自然の摂理はすごいなぁと思います。
by machimemo
| 2005-05-14 06:42
| 草花に寄せて