水仙月
宮沢賢治に「水仙月の四日」という童話があります。
深い雪と、そこはかとなく漂っている死の影・・・
宮沢賢治らしいお話だと思います。
この「水仙月」という言葉、美しくてずっと心に残っていました。
お話には暦の上(一月二月・・・)での月名は出てきません。
きっとお話の世界の月名、だから自分にとっての水仙月を決めても
いいかなと思います。
きっと今は私の「水仙月」
水仙との小さな出会いがたくさんできてうれしい日々です。
みなさんのブログでもたくさん見せていただけますしね。
おじゃましたお宅でいただいた八重の水仙。
くちゅくちゅの芯が無造作の飾りのようです。
淡い香りがあたりをしゃんとすっきりさせてくれています。
by machimemo
| 2006-02-05 06:40
| 草花に寄せて